松尾 匡 の ペ ー ジ

(2008年4月6日サイト移転)

   プロフィール
      1964年7月25日生まれ
      出身地:石川県
      居住地:福岡県久留米市 → 2014年度より京都市
      勤務地:滋賀県草津市
性格:粗忽者で短期的にはミスが多い。子供の頃から忘れ物ばかりしている。人の顔と名前、英単語、年号、暗証番号、パスワードなどを覚えるのが極めて苦手。市外局番から初見の電話番号を入れるとたいてい間違える。反射神経が鈍く、とっさの計算やアドリブができない。英会話ができない。日本語でも、歌の歌詞は意味を聞き取れない。たぶん短期記憶を中心に記憶を司る脳に欠陥があるのだと思う。だから複雑なことを複雑なまま考える能力が人より劣る。世間で通用している既存の単純化の図式ではこぼれおちるものを、複雑な現実として受け止めることにストレスを感じるので、もっとうまく現実を説明できる自分なりの単純化の図式を見つけ出してきりぬける能力を子供の頃から身につけてきたように思う。その意味では経済学は天職である。

※ 2022年3月9日から、エッセーはnoteで発表しています。

※ 私の作った動画のユーチューブ上の置き場(チャンネル名「松尾匡」)があります。今のところ、必要に迫られて作ったものをアップロードしています。2022年度秋学期の「社会経済学初級α」の講義の終盤数回を録画した動画をあげてあります。経済理論の数学モデルの建て方解き方のレクチャー動画シリーズもあげてあります。マクロ経済学の入門講座もあります。

※ 私が昨年度のオンライン講義で使った私の経済学史の講義動画のチャンネル「MatsuoTadasuKeizaigakushi」で、一部の動画を公開しています。

※ 反自公維新の政治勢力で、私の提唱する経済政策にご関心のある政治勢力には、どこにでもご説明にうかがいます。特定の政治勢力にだけ加担するつもりはありません。

※ 今、京都周辺の研究者といっしょに活動している「ひとびとの経済政策研究会」では、経済政策提言・翻訳・批評・イベントなど、研究成果を発表しています。下記リンク先を随時チェックしてください。
economicpolicy.jp

※ 埼玉在住の旧友が「松尾匡埼玉事務所」の名前でツイッターを開設してくれました。講演やイベント、出版物、ウェブ、マスコミ等での拙論登場の告知をしてくれます。フォローいただければ幸いです。→ 名前が「TADASUクラブ事務所」に変わりました。→ 名前がいつの間にかまた変わって「松尾匡クラブ事務所」になったようです。→ 現在「松尾匡ファンクラブ(かな?)」という名前になっています。

薔薇マークキャンペーンを始めました。99%の民衆の暮らしを底上げし、まっとうな雇用を拡大する「反緊縮」の経済政策を公約に掲げた候補者に認定マーク「薔薇マーク」を出して、暮らしが苦しかったり不安を覚えたりしている有権者の参考にしてもらおうというキャンペーンです。ご支援よろしくお願いします。(2019年2月)
追記:2019年参議院選挙とその後の東北地方の地方選挙で選挙キャンペーンとしての活動は終え、次のステージに向けて取り組んでいるところです。詳しくは上記リンク先ホームページをご覧ください。ツイッターはこちらです。
追々記:現在コロナ禍下のうえ、事務局メンバーがみなそれぞれ事情を抱え、なかなか動きがとれない状態です。時々声明の発表などがありますので、ホームページをチェックしてみてください。

※ 私が数理マルクス経済学についての講義をしているユーチューブ動画を配信しています。もともとこれは、京大の熊野寮で有志が実施した講義を収録したもので、その目的は、当局から不当処分されて、無期停学になって学費をただ取りされている学生の学費支援にあります。恣意的な処分の状況について、詳しくはこちらをごらんください。無期停学にして、停学期間中も学費を取り続け、学費が続かなくなったところで、学費未納で退学という作戦です。これまでもそうやって退学に追い込んだ例があります。
 講義を聞きにきてくれた社会人の人たちからカンパをとっていましたが、それも終わり、コロナ禍の中で再開の目処も全く立ちませんので、動画の広告収入を期待したいところですが、「収益化」にはまだまだ再生回数も登録者数も足りません。ぜひ、動画視聴とチャンネル登録をお願いします。
「数理マルクス」(数理マルクス経済学講座)


【新着情報】

(25年5月5日)また半年も更新が滞ってしまいすみませんでした。研究業績リストを更新しました。下のほうの目次の「研究業績リスト」からリンクしています。
ところで、このかんノートでは次の記事を書いています。
参議院京都選挙区でれ共共闘が必要なわけ
外のれいわ新選組関係者にご理解いただきたい京都の特殊事情——前稿の続き
前回、前々回の続きとして共産党さんにお願いしたいこと——森永卓郎さんを追悼しつつ
「ドイツのれいわ」・ワーゲンクネヒト党敗北の総括と教訓
高校生にもわかるように(?)、正しいおカネと財政のお話を作ってみた。
ハロッド・置塩型投資関数のミクロ的基礎づけに成功した論文が英文ジャーナルに掲載されました
また、ユーチューバーのトラジロさんが私へのインタビュー動画をたびたび公開してくださっています。
【れいわ新選組】山本太郎さんも学んだ立命館大学教授 松尾匡先生に聞いてみました。
【れいわ新選組】山本太郎さんの「積極財政政策」の原点を聞いてみた。
【れいわ新選組】の政策とMMTの違いって何?と思ってたのですが、全く違いました
【衆議院議員選挙】このままだと日本が危ない。投票日までに知るべきヤバい話。全国民が知るべき。
【れいわ新選組】お金「貨幣」について正しい認識を専門家に聞いてみました。
【れいわ新選組】の経済政策の元祖 積極財政派経済学者 松尾匡先生との過去の雑談です
数理マルクス経済学講座の新しい動画をひと月ほど前に公開しました。
続・数理マルクス経済学講義第17回「平均生産期間と資本理論 その2——コメ1財モデルで見る循環的投入構造」

(24年10月24日)ノート書きました。
新しい国会では、れいわ新選組の議席数によって、日銀人事が動く

(24年8月28日) 『最新のマルクス経済学講義』に補足が必要な箇所が見つかったので誤植訂正コーナーに追記しました。大事な前提を書き漏らしていることをお知らせくださった白井邦彦先生に感謝いたします。なお、第3刷に合わせて文章を追加していたのをお知らせしもらしていましたので、それもあわせて追記しました。
 ところで、先日アルンディさんで、新著の内容について講演させていただきました。その動画が公開されていますので、ご覧になってください。
本編
質疑
拡散いただければありがたいです。

(24年8月9日) 新著にまたミスが見つかった(47ページ)ので誤植訂正のところに追加しました(このサイトは、平テキストでhtml文を直接書いているのですが、なぜか丸で囲った数字が受け付けられません)。

(24年8月5日) 更新が滞りましてすみません。新著が出ましたので、このかん出した論文の情報とともに、著作リストを更新しました。
 ところで、noteではお知らせしておりましたが、癌については昨秋「根治」と言われています。このホームページではお知らせしもらしていましてすみませんでした。


【著書等の誤植・誤記の訂正情報】
◆ 『反緊縮社会主義論』に訂正があります。148-149ページで「利上げ」と「利下げ」が入れ替わっているのが最も大きな誤記ですが、その他数多くの誤記があります。こちらの正誤情報文をご覧ください。お詫びして訂正いたします。

◆ 『コロナショック・ドクトリン』に訂正があります。こちらの正誤情報文をご覧ください。(『定点観測 新型コロナウイルスと私たちの社会 2022年前半』にも同じ訂正があります。) (23年3/7)

◆『最強のマルクス経済学講義』に訂正があります。こちらの正誤情報文をご覧ください。 NEW(24年8/28)

◆『左派・リベラル派が勝つための経済政策作戦会議』に訂正があります。こちらの正誤情報文をご覧ください。 (21年4/2)

◆『そろそろ左派は<経済>を語ろう』に訂正があります。こちらの亜紀書房さんの正誤情報文をご覧下さい。つつしんで訂正いたします。 (18年9/20)

◆『これからのマルクス経済学入門』に訂正追加です。中谷武先生のご著書の出版年を誤記しました。詳しくは、こちらの正誤情報文をご覧下さい。お詫びし、訂正いたします。お知らせ下さったかたに感謝します。 (16年9/21)

◆『自由のジレンマを解く』と『これからのマルクス経済学入門』に訂正箇所があります。『自由のジレンマを解く』についてはこちらの正誤情報文、『これからのマルクス経済学入門』についてはこちらの正誤情報文をご覧下さい。つつしんでお詫びし、訂正いたします。 (16年8/15)

◆ 『不況は人災です!』に下記の訂正箇所に加えて、新たな間違いが見つかりました。153ページ図6-1は、データの集計で、弁解の余地のない初歩的で重大なミスをしたため撤回します。したがって、152ページの小見出し「庶民は利下げてトクをする」の項の冒頭、「金融緩和で低金利に…」から、154ページ5行目「…それで構わないと思う人もいるかもしれません。」までは削除して下さい。深く反省し、おわびいたします。正しくはどうなるかは、元データのサンプリングの適切さを再確認する必要を感じているので、目下他のデータソースを調査中です。進展があればお知らせします。 (16年3/23)

◆ 『この経済政策が民主主義を救う』の下記の訂正箇所は、二月発売の二刷りでは修正されています。 (16年3/16)
『この経済政策が民主主義を救う』に訂正があります。気づいてくださった大月書店の担当編集者のかたに感謝します。正誤表を挟み込んでもらっていますが、念のために正誤情報ページに載せるとともに、解説を2016年1月13日のエッセーに掲載していますのでご参照下さい。不注意をおわびいたします。 (16年1/13)

『ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼』に重大なミスがありました!
 大学院弊ゼミ修了生の熊澤大輔氏の指摘により発覚しました。240ページ、第8章図8-1の「社会保障支出対GDP比」は、うっかり対障がい者の支出だけを含むデータで作成しましたので撤回します。したがって、グラフの前ページ239ページの後ろから8行目から、
「次ページの図(図8-1)は、社会保障支出の対GDP比のグラフですが、社民党が政権にあった1994年から2006年の間、減っているわけではなくて、他の国よりも高い割合を維持しています。」
も、合わせて撤回します。社会保障支出全体のGDP比で見ると、この時期、スウェーデンが福祉にかける財政規模は他の欧州所得と比べて特に大きいということはなく、傾向的に特に増やしたりもしていないということでした。ただし、スウェーデンが依然「大きな政府」であるとの記述には違いはないです。
 これとともに、ウェブ雑誌シノドスさんの当該記事や、『立命館経済学』の論文も訂正いたします。
 シノドスさんの記事は、連載第8回「新スウェーデンモデルに見る協同組合と政府──「転換X」にのっとる政策その3」の1ページ目図表1およびその上の文「図表1は…維持しています。」を撤回します。『立命館経済学』の論文は、第63巻第2号の小田巻友子との共著「スウェーデン社会民主党政権(1994—2006)の金融政策」18ページの図表5および「図表5からは,社会保障支出のGDP比がこの数年減少していることも見て取れる。」との文を撤回します。
 そもそも数値が小さいことからすぐに気がつくべきことでした。大変お恥ずかしいかぎりです。深くお詫びもうしあげます。(15年7/14)

◆ 下記の件、正誤情報ページに載せました。 (12年8/8)
『新しい左翼入門』に訂正があります。p.196に、「内田義彦は、丸山眞男や大塚久雄よりやや若い世代」と書きましたが、内田は丸山より一歳年上でした。どこでそんな思い込みが生まれたのか、大変お恥ずかしいミスです。つつしんで訂正し、お詫びもうしあげます。ご指摘下さった読者のかたに深く感謝いたします。(12年7/30)

◆ 『[図解雑学]マルクス経済学』第2刷にも訂正が見つかりました。こちらの正誤情報文をご覧下さい。(15年10/16)
『[図解雑学]マルクス経済学』に訂正があります。くわしくはこちらのエッセーをご覧下さい。(10年10/10)
訂正の追加。こちらのエッセーをご覧下さい。(10年10/22)
また訂正の追加。こちらの正誤情報文にまとめてありますのでご覧下さい。(12年2/28)

◆ 『不況は人災です!』に訂正があります。詳しくはこちらこちらこちらをご覧下さい。
  p.210の註10の小野善康さんのご主張は本人により撤回されています。詳しくは8月20日付けエッセー参照。

◆ 『痛快明解経済学史』にまたまた訂正箇所が見つかりました。「オーストリア」が「オートストリア」になっている箇所がありました。くわしくはこちらの正誤情報文をご覧下さい。お知らせくださったかたに感謝します。 (16年9/21)
『痛快明解経済学史』にまた訂正箇所が見つかりました。「限界地」が「限界値」になっている箇所がありました。くわしくはこちらの正誤情報文をご覧下さい。つつしんで訂正し、お詫びもうしあげます。(15年2/2)
下記、初刷のケインズのプロフィールについての間違いは、第2刷で訂正しました。しかし、フリードマンのプロフィールに誤りがありました。くわしくはこちらの正誤情報文をご覧下さい。つつしんで訂正し、お詫びもうしあげます。(14年4/14)
『痛快明解経済学史』に訂正があります。くわしくはこちらのエッセーをご覧下さい。

◆ 『「はだかの王様」の経済学』に訂正箇所が見つかりました。「天動説」が「地動説」になっている箇所がありました。くわしくはこちらの正誤情報文をご覧下さい。お知らせ下さったかたに感謝します。(15年10/16)



 

目 次

 
 用語解説(関連サイト内リンク・勝手にリンク) 03年12/4 開始
  このサイトで使われる一般になじみの薄い概念や誤解を受けやすい用語を解説しています。
  原則あいうえお順に少しずつ増やしていく予定です。

  アソシエーション論  右翼と左翼08年4/6 置塩信雄 北朝鮮問題 ケインズの経済理論
  選挙制度・議会制度  疎外論 ソ連=国家資本主義論
  マルクスの基本定理 追記「一般的商品搾取定理について」修正08年7/24,修正09年7/1。 「マルクスの基本定理の数式を使わない証明」16年10/23。
 
 

お手紙は
matsuo-tアットマークec.ritsumei.ac.jp