松尾匡のページ

08年5月26日 愛媛大学でハナちゃんに会う



 24日は土曜日なのだけど、月曜授業の補講だとかいうことで、立命館に出講になりました。
 実は24日、25日と愛媛大学で経済学史学会大会があったのですが、そういうわけで24日は出られず、授業を終えてから伊丹空港に向かって夜松山に到着。25日のプログラムに参加し、夕方自宅に帰らずに、水曜までの講義のためにまた伊丹空港にとんぼ返りです。
 愛媛大学では、赤間先生のブログで今や全国的有名人になった大学犬「ハナちゃん」のご尊顔を拝謁いたしました。ナデナデさせてもらって感激。いやされました。わざわざ学会に行った目的の九割がたはこれで達成。
 
 それにしても、赤間先生が本当にうれしそうに引きあわせてくださったのが印象に残っています。

 ところで、滋賀県方面から伊丹空港を使うのはとても不便で、JR南草津駅:普通→京都:新快速→JR高槻駅:徒歩→阪急高槻市駅:準急→阪急南茨木駅:徒歩→モノレール南茨木駅→空港と、何度も乗り換えます。京都から直通のバスもあるのですが、高いし、万一渋滞になったら大変。
 ところがこのJR高槻駅と阪急高槻市駅の間は、結構距離があるのに、案内表示が何もなくて結構ビビります。間は商店街の中を通るのですが、乗り換えの通勤客がかなりあるようでにぎわっていて、ひょっとしたら駅を離しているのは作戦なのかなと思いました。
 昔、僕の弟が学生のころ、故郷の小松市の活性化策を勝手に妄想して僕に語っていたことがあります。安宅の関跡(例の弁慶の勧進帳の舞台)から小松空港(石川県福井県用の空港)経由で那谷寺まで鉄道を敷くという構想だったのですが、中学校としては例外的な通学距離を持つ我が母校のたくさんの通学客を運ぶというメリットのほか、JR小松駅にはわざと接続せずに、駅前アーケードの反対側に駅を作って間を利用客に歩かせるというアイデアを強調していました。
 その話を聞いた当時は、早く金沢に行くか、早く空港に着くことしか考えてない空港利用者が、ゆっくり小松なんかで買い物などするものかと思いもしたけど、ひょっとしたら通勤通学客が生じることも考えればそれなりに効果があるかもしれないと、改めて思い返してみました。
 でもそれはいいけど、帰りは夜でもう乗り換え客の流れがなかったので、結構迷いましたよ。やはり案内表示ぐらいはしてくれないと。


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