10年10月10日 マル経入門書書評(おまけ動画つき)
新著『図解雑学マルクス経済学』とうとうネット書店での注文が始まりました。よろしく!
amazon bk1 セブンアンドワイ 本やタウン
トップページにも掲載しましたが、届いた見本を読んでいたら、早速ミス発見!
87ページ一番下の左図の説明
農民・酒生産者が取得する財=「コメ」5万石の純生産従事者
24,000人 →正)
20,000人
剰余生産物=「酒」10万斗の純生産従事者
1,000人 →正)
5,000人
こんな大事なことを...OΓ乙
謹んで訂正しお詫びいたします。
かなり大胆自由にやらしてもらいましたので、マルクスに一家言お持ちの方々にどこまで受け入れられるか心配ではあります。本当にマルクスを理解している人からは、「これこそマルクス」と評価してもらえる自信はあるけど。まあ、完全予見・動学的一般均衡の小野モデルが最初に出たとき、いったい何人が「これこそケインズ」と思ったか、というのと同じようなものですな。きっと悪評続々くるぞ。
さて、近年は『資本論』ブームのようで、いろいろな入門書が出ています。毎年の「どマル経」原論講義も始まり、最近頭の中がマル経入門づいているので、今日は、執筆の参考にするために読んだ最近のマル経入門書の簡単紹介を、ボクの完全主観による初心者用五段階評価でやってみようと思います。
「読みやすさ」は日頃の苦労から姑根性で厳しめに。「正確さ」は『資本論』解説としての正確さということ。「網羅性」は、カバーしている『資本論』の範囲とか『資本論』以外の関連領域とかの広さのこと。星が多いほど優れているということです。
池上彰『高校生からわかる「資本論」』発行:ホーム社、発売:集英社、1,300円+税
amazon bk1
読みやすさ ★★★★★
正確さ ★★★★
網羅性 ★★
さすがおとうさん!正確さの水準をかなり保った上、わかりやすさでは文句なくトップです。現代的問題との関連も終始強く意識しています。他書によくありがちなのが、抽象レベルの違いを無視したとってつけたような現代問題の解説ですが、おおむねそんなことはなく、まるで逐行のように『資本論』のもとの文章を解説しながら、ほぼ適切な現代的例をあげています。初心者にはまずお勧め。
なお、扱っている範囲は第1巻です。
モスト原著、マルクス加筆・改訂、大谷禎之介訳『マルクス自身の手による資本論入門』大月書店、2,200円+税
amazon bk1
読みやすさ ★★★
正確さ ★★★★★
網羅性 ★★
次にお勧めなのはこれ。何しろ、ほとんどマルクス自身が手を入れて書いているんだから、正確さから言ったらこれ以上正確にはなれない。本人がここまで書いてしまっているのだったら、地球上でこれまで書かれた凡百の入門書はいったい何だったんだと思います。
これは、もともとはヨハン・モストの出した『資本論』のダイジェスト解説本なのですが、モストが獄中にいるときに、マルクス自身が大幅に加筆、修正を行って第2版を出しました。ところが、これがマルクス自身が手をいれたものだということが知られないまま世に埋もれ、ようやく現代になって事情がわかり、マルクス自身の加筆部分の特定もされました。
訳者は日本におけるマルクス研究の第一人者の大谷先生で、訳者による正確で詳しい注がたくさんついていて理解を助けてくれます。マルクス自身による加筆修正部分を薄緑の網かけにするなどの工夫もなされています。
『資本論』に則った解説をすると、一番はじめの、商品交換から貨幣を分析する部分が難しくて教えるのに難儀します。多くの初学者もそこで挫折してしまいます。だから今度の拙著では、後半にまわした上、超大胆省略しましたけど。
でも本当は大事だということはよくわかっているし、『資本論』の叙述の「価値形態論」「交換過程論」「物神性論」を数理的に表現しようとしたら、それぞれ例えば、ボックスダイヤグラムとグラフ理論とゲーム理論という全然別の表現をしなければならないくらい、混同できない論理なのですけど、でも実際の教育の場では難しいこと言ってもしょうがないので、全部いっしょくたにいっぺんにやっちゃいます。
こんなんでいいんかいなと内心思っていたのですが、この本を読んだら、マルクス自身がいっしょくたにやっているじゃないですか。なんだこれでいいのかって感じでした。
なお、やはり扱っている範囲は第1巻です。
神津朝夫『知っておきたいマルクス「資本論」』角川ソフィア文庫、552円+税
amazon bk1
読みやすさ ★★★★
正確さ ★★★★
網羅性 ★★
労農派──と言っても今どき通じないと思うけど、昔の社会党左派系の人です。この系統はいいところもたくさんあるんだけど、創始者山川均死後は、ソ連体制評価が甘すぎる弱点がありました。そのため、この著者は1979年のソ連のアフガニスタン侵略以来この人脈から離れ、この15年は茶道史研究に没頭していたそうです。
実は、ボクも政治活動人脈の上では社会党左派系の出自で、しかもそのソ連体制評価にはずっと批判的立場をとっていたので、著者にはとても親近感を覚えるところがあります。何と言うか、言葉の使い方の文化のようなものにも、どことなく「なじみ」を感じました。
上の「読みやすさ」評価は、そんなボクから見ているので、厳しめを心がけたとは言っても、少し割り引くべきかもしれません。でも歴史記述や細かいエピソードも多くておもしろいと思いますよ。基本的に荒くれ鉱夫をオルグってきた文化ですから、自分にはとてもかなわないなと思わせる人を引きつける書き方があります。しかも解説はほぼ正確で、必要なことは全部触れていると思います。
興味深かった一点。114ページに、労働時間延長で剰余価値が異常に大きくなると、資本家はそれを価格に参入せず、価値以下に価格を安くすることで消費者にプレゼントするという『資本論』の記述に着目し、30年前のインフレ時代に『資本論』を読んだときは、そんなことあるもんかと思っていたけど、今になってみると、「まさにそういう現象が復活している」とおっしゃっています。
まさにそのとおりで、よく目を付けられたと感心します。30年前は今よりよほど『資本論』が読まれていたと思いますが、実は、『資本論』当時とは違う、独占資本の価格支配が効く時代で、「こんにゃく問答」的なお門違いな読み込みをしていたことが多かった気がします。今こそその記述が素直に当てはまる時代になっているのだと思います。
なお、『資本論』第1巻の最後、いわゆる「個人的所有の再建論」について、ソ連式通説とは違う正しい解釈をされているのですが、なぜか個人的「私有」の再建という言い方をされています。マルクス経済学では「私有」という言葉はイメージの悪い言葉で、ソ連式通説を否定する人たちも、将来社会では生産手段の「私有」は廃止されて、生産手段の個人的「所有」が共同的に再建されるという言い方をするのですが、ここで著者は、あえて個人的「私有」の再建とおっしゃっています。これは何か深い考えがあってのことでしょうか。早くからソ連型モデルと決裂した著者は、どんな社会主義像をお持ちなのだろうか、そのことと関係があるのだろうかと気になります。
なお、やはり扱っている範囲は第1巻です。それから今だに金貨幣論に固執しているのは間違いだと思います。
不破哲三『マルクスは生きている』平凡社新書、720円+税
amazon bk1
読みやすさ ★★★★
正確さ ★★
網羅性 ★★
上で「労農派」を出したので、バランス上反対側の論者のものも。若い人には知らない人もいるかもしれませんが、日本共産党のトップリーダーだった人です。
これは、『資本論』の入門書というわけではなくて、一般的なマルクス主義入門書のつもりで書かれている本ですが、「ベンチマーク」として若い人は読んでおく必要があるかなと。
というのは、ボクなどはものすごく型破りなマルクス解釈をしているのですが、今どきは標準的なマルクス解釈自体を知らない人が多いから、何が型破りなのか理解してもらえません。だから、まず一般的なマルクス解釈はどうなのかということを一生懸命説明したあとで、でもそれはおかしいのだと批判しなければならないという間抜けなはめに陥ります。
だから日本で一番権威あるマルクス解釈は一通り知っておいてほしいという意味で、この本を読むことを強く勧めます。文章はさすがに読みやすいです。
ちょっとだけマジな批判をしていいですか。
ソ連を「社会主義とは無縁な人民抑圧型の社会」と規定していることは全く正しいと支持しますが、レーニン時代には全く甘いです。レーニン時代のネップ(市場経済導入の改革)以降の方が、政治的にはむしろ抑圧が強化されているのですが、ネップ移行を「社会主義への道」と評価しています。また、1956年のハンガリーの共産党独裁打倒の革命とソ連軍によるその血の大弾圧については一言も触れていません
(当時共産党はソ連の行動を支持した)。
それから、現在の中国──まさに日本共産党の言う「ルールなき資本主義」が最も純粋に暴れ回り、それに対する大衆の抵抗を独裁体制が強権で押さえ込んでいる中国──を「社会主義をめざす国」と肯定的に評価していることは全くお話になりませんね。せっかく日本共産党は、天安門弾圧事件への揺るがない批判など、中国共産党の犯罪を弾劾してきた過去を持っているのにもったいない姿勢です。
もっと根本的には、他国に干渉する「覇権主義」がソ連の誤りの根本だったというような、外交政策がいろいろなことの基本になるとする図式が感じられるのは前々からおかしいと思ってきました。日本共産党はかつて、独裁者チャウシェスクが圧政を布いたルーマニアを、ソ連からの自主独立という理由で支持したり、大昔は一時、ソ連とも中国ともケンカして自立した北朝鮮に、「自主自立だから」という評価で近づいたりしたことがありましたが、その間違いへの根本的な反省がないように思います。
木暮太一『マルクスる?──世界一簡単なマルクス経済学の本』発行:マトマ商事、発売:星雲社、1,000円+税
amazon bk1
読みやすさ ★★★★★
正確さ ★★
網羅性 ★★★★
『資本論』全3巻を非常にわかりやすく解説しています。「世界一簡単な」という煽り文句はダテじゃないです。
ただときどき独自の解釈をしていますね。「おまえが言うか」とつっこまれそうですけど(笑)。
例えば、冒頭いわゆる「価値形態論」。『資本論』の、「商品Aの価値を商品Bの使用価値で測る」という表現の、「使用価値」というのは、普通、商品Bの「物体そのもの」という意味で解釈されています。この場合、商品A(とその所有者)の方が、価値を「測られる」側で、商品B(とその所有者)の方が、価値を「測る」側です。
しかしこの本の著者は、ここでの「使用価値」を商品Bの「効用」とか「使い勝手」とかの意味にとっているようです。そして、商品Aの所有者が「自分の労働投下の苦労(価値)がどれだけの商品Bの効用で埋め合わせられるかを測る」と解釈しています。すなわちこの解釈の場合、測る主体は通説とは逆にAの側になります。通常の解釈では、商品所有者は交換価値の本質が労働であることは自覚しておらず、商品Aの値打ちが商品Bの量で表現されていることが、あとから分析者によって、社会的必要労働の評価であると分析されるわけですが、この本の解釈の場合、商品Aの所有者は自分の労働を価値として終始自覚していることになります。
また、通常はここでの「使用価値」を「物財そのものの量」と解釈するので、「価値」を他の商品の「使用価値」(=物量)で測った「交換価値」という概念が出てくるのですが、この本では「使用価値」は「効用」のような意味になるので、「交換価値」という概念がありません。
まあこれはこれでおもしろい考え方だと思いますが、どこまで自覚してやっていることだろうかと気になります。
それから、『資本論』第2巻の拡大再生産表式は恐慌を説明する不均等発展論に使えるかどうかという論争があります。ボクはモデルの性質上不均衡を表すことはできないから、もともとこれでもって恐慌を論じようという意図はなかったと解釈していますが、この本は、拡大再生産表式を使って、不均等発展から恐慌につながることを論じようとしています。
あと、第3巻まで論じながら、資本主義経済での長期均衡価格である生産価格のことは省略しています。
木暮太一(監修)『〈図解〉これならわかる! マルクスと資本論』青春出版社、1,050円+税
amazon bk1
読みやすさ ★★
正確さ ★★
網羅性 ★
上の本と同じ著者の監修ですけど、前著よりもっとわかりやすくしようと思ったのか、「価値」を「値打ち」、「搾取」を「ピンハネ」等々と言い換えたりして努力しているのですが、正直言ってかえってわかりにくくなっていると思います。
それとこの本の顕著な特徴は、
労働価値概念なしに、労働力再生産賃金説だけから搾取を導いていることです。つまり、賃金は労働力再生産費で決まるとして、例えば日給をその一定値に固定します。すると、労働時間が二倍になれば、生産手段投入にかかる費用も二倍になり、生産額も二倍になるのですが、人件費は不変ですので残りは利潤になります。これは労働投入が二倍になるのに支払いが不変だから起こることなので、当然労働の搾取と言えます。
どこまで自覚してやっていることかはわからないのですが、この説明には一切労働価値概念はでてきません。もちろん、価格が投下労働価値に比例する想定も不要です。
これは『資本論』の一つの解釈としてはおもしろいかもしれません。ボクの立場の「マルクスの基本定理」の考え方では、『資本論』の労働価値価格も労働力再生産費賃金も不要で、ただ投下労働価値概念だけから搾取が導けるということでしたけど、この立場では今度は、労働価値価格も投下労働価値概念も不要で、ただ労働力再生産費賃金だけから搾取が導けることになります。この立場からすれば、『資本論』の本質は労働力再生産費賃金説にこそあるということになるでしょう。ボクは同意しませんが。
まあ実際には賃金は時給で決まっているじゃないかという批判はあるでしょうし、それに答えるには、なぜ一見時給で決まっているように見える賃金が、結局時間にかかわらない再生産費に規定されるのかという仕組みをちゃんと言わないといけないと思いますけど。
扱っている範囲は第1巻です。
大村泉・宮川彰・大和田寛編『『学説史』から始める経済学──剰余価値とは何か』八朔社、2,400円+税
amazon bk1
読みやすさ ★★
正確さ ★★★★
網羅性 ★
去年の春にいただいて早々に読んだのですが、今まで何の書評もしていませんでした。すみません。ご献本感謝いたします。
マルクス経済学の入門原論をどう位置づけるかにはいろいろな立場があると思います。現代的な社会問題からアプローチするというのも一つの立場です。しかしその場合は、現実の現象と、『資本論』のような理論の抽象レベルのギャップにとまどいます。このギャップを入門レベル講義の中で埋めることは絶望的に感じられます。
それに対して、「学説史」からアプローチするという立場もあると思います。この場合、19世紀当時の時代背景と学説史的文脈に即して、『資本論』を『資本論』そのものとしてきっちり語ることができます。その代わり、学生にとってどのような現代的意義があるのかは、悩むところとなると思いますが。
この本は学説史からのアプローチで徹底したものです。おかげで迷いなくすっきりしています。しかも、1952年出版の末永茂喜の『経済学史』を復刻したものが本の前半になっています。これは、重商主義時代以来のマルクスに至るまでの剰余価値概念の発達史です。
さらにこの本の特徴は、後半では、「価値形態論」の詳細は駆け足ですっとばし、前半の剰余価値論を受けて、ほとんどそのまま生産過程での搾取の話から始めることです。マルクス自身、『資本論』ははじめが難しいから、初学者は飛ばして生産過程から読み始めるのがよろしいと言っているぐらいですから、これも一つの「由緒正しい」方法です。
ボクは、『資本論』冒頭の商品交換の話は、モノとモノとの関係という「現象」(見た目)の世界を扱っているわけだから、むしろ先に生産過程の、ヒトとヒトとの関係という「本質」(正体)の世界から叙述する方が正当なのではないかと思っています。もともと読者は「見た目」の世界については常識的な知識があるものですから、とりあえずそれでイメージしておいてもらって、まずは常識ではわからない「正体」の世界を分析したあとで、それをふまえて「見た目」の世界の説明にかかるというのがいいと思います。だから今度の新著もその順番で書いています。
的場昭弘監修、弘兼憲史著『知識ゼロからのマルクス経済学入門』幻冬舎、1,300円+税
amazon bk1
読みやすさ ★★★
正確さ ★
網羅性 ★★
漫画家の弘兼憲史さんの著となっていますが違います。弘兼さんの過去の漫画の適当なところをコピーして、セリフだけ変えてあるものです。監修の的場さんもどこまで目を通してあるか疑問です。たぶんアルバイト学生数人の仕事だと思います。理解に間違いが多いです。
門井文雄原作、紙屋高雪構成・解説『理論劇画 マルクス資本論』かもがわ出版、1,300円+税
amazon bk1
読みやすさ ★★★★★
正確さ ★★★
網羅性 ★★
漫画ならこれがいいです。1982年に出た漫画を再構成したものですけど。
冒頭商品論は間違っていないけど、かなりはしょっています。わかりやすさのためにぎりぎりできることをしていると思います。搾取論からいきなり丁寧になり、怒りのエネルギーを込めまくっています。主観的情念は漫画の命だもんね。
扱っている範囲は第1巻。『資本論』は第3巻で、資本主義経済の長期均衡価格が投下労働価値どおりにならないことを解説しているのですが、そこに至るまでは暫定的に投下労働価値通りの価格で話を進めています。学問的にそこを意識して語る分にはいいのですが、漫画にすると現実描写がとても具体的になるので、労働価値通りの価格が目の前の現実でただちに成り立っているような錯覚が起きてしまうかもしれません。その点が難点ですかね。
ところで門井先生って結構ムフフな漫画をかいてらっしゃる人なのね。
大谷禎之介『図解 社会経済学──資本主義とはどのような社会システムか』桜井書店、3,000円+税
amazon bk1
読みやすさ ★
正確さ ★★★★★
網羅性 ★★★★★
これだけ10年ほど前の本ですが、『資本論』に則ったタイプのマルクス経済学の教科書は、これを超えるものはもう出ないのではないかと思います。234枚に及ぶ図解がついて、『資本論』全3巻の内容が丁寧に解説されています。腰を落ち着けて勉強したい人はこれを読んで下さい。
日本におけるマルクス研究の第一人者の本で、もちろん、同意しない記述もたまにありますが、この人の読み方は一応知っておいてからものを言うべきだと思っています。
まあ今書いたけど、新著では『資本論』冒頭商品論は後半にまわして超大胆省略したのですが、講義ではそういうわけにもいかず、そろそろ話に入らないといけない。なんとかならんかねと毎年悩む難しさですけど。
ボクらが学生の頃はカルビーポテトチップスのCMという「技」がありました。学生時代教師がポテトチップスの袋持ってきて実演してたという話も聞きますけど。
今の学生は知るわけないもんね。ボクの子供のころの話だし。…と思ったら、ユーチューブにありました。でもこれ一つ流すためにわざわざパソコン借りるのもねえ。教卓備え付けのパソコンのある大学の先生はやってみたら。
藤谷美和子ってボクより一歳年上なだけなのね。ボクの子供のときはおねえさんに見えたんですけど、実はこんなかわいかったんか。リフレ派のオタクども(他人事)に見せてはいけない。
「貨幣物神崇拝」の回で流すのはこれな。ボクの子供の頃の「コンドールマン」という一字間違えると危ないヒーローもののエンディング。
あと「プリンプリン物語」でヘドロが歌っていた「世界お金持ちクラブ」の歌が欲しいのだけど見つからない。誰かヘルプ。
※ 追記:ここにあるとのたれ込みが同僚からあり。ありがとう!! 「おカネさえあれば〜〜」
http://www.youtube.com/watch?v=zrbtlGa18mA
「エッセー」目次へ
ホームページへもどる