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 05年1月20日 広域連合議会公選制度案 ver.2


 地元久留米市では合併を来月にひかえ、ここにきていろいろ問題が出てきています。
 もともと国の都合による強引な合併政策には反対で、「合併のメリット」と言われることの多くは納得できないのですが、ただ一点、私が合理性を認めるのは次のような理屈です。すなわち、

介護保険のような新しいタイプの事業が始まったり、地方分権が進んでこれまで国や都道府県の仕事だったものが市町村の権限のもとにおりてきたりすると、狭い自治体では手におえない事業が増えてくる。これらは、なにも合併までせずとも、市町村の「広域連合」の事業としてやれば可能になるが、そうすると、有権者が直接選挙でコントロールできない機関によって現実の地方行政の重要な部分が担われるようになり、直接選挙できるテーマはだんだん空洞化していってしまう。また、本来「在宅介護重視か施設介護重視か」等々と地域全体的な政策をめぐって議論されるべき政治過程が、「我が町へ」「いや我が町へ」という加盟自治体間の地域利害調整に費やされてしまう。だから、いっそのこと合併して、全体で一つの議会や市長を選挙できるようにした方が透明で民主的になるのだ。


という理屈です。言われてみるとたしかにそんな気がしてきますが、しかし実際には、地元久留米市の合併で起こっているのは、合併によってますます地域利害対立を抱え込んでいるという現実です。編入される四町の町会議員全員が新市の議員に加わるのですが、その四町の議員だけで会派を作って、議会内最大会派として旧久留米市側議員に対抗する方針のようです。編入される側からすれば「小が大に飲み込まれる」恐れを抱くのでしょう。

 ところが、実は地方自治法によれば、地方自治体の広域連合や一部事務組合では、公選議会を設置することができる規定になっています。ということは、何も合併しなくとも、広域連合に公選議会をおくことによって上記の問題はクリアできることになります。
 私は以前、03年2月23日のエッセーで、このアイデアを提案しました。
 よくこんな提案をすると、「これ以上まだ税金食いを増やすのか」というご意見を受けます。それは心配にはおよびません。加盟自治体の議員がその職務の一環として広域連合議会の議員を兼ねることにすれば、新たな歳費の支出は不要です。

 03年2月23日のエッセーでは、加盟全自治体の議員をそろえたリストを各会派が作って、その会派に投票する比例代表選挙で、広域連合議会の議員を選挙する仕組みを提案しました。
 これは仕組みは簡単でいいのですが、加盟自治体の議員の選挙の後に、引き続いて広域連合の比例代表選挙をしなければなりません。投票が二回続くめんどくささが現実にはあります。
 現行の統一地方選挙の仕組みでは、前半で都道府県議会や政令指定都市の議員の選挙が行われ、後半で市長村長や市町村議員の選挙が行われることになっています。これを順序を変えて、前半の都道府県議員の選挙のときと同じ時に、加盟市町村議会の議員の選挙をすることを認めてもらえれば、後半の選挙にあわせて広域連合議会の比例代表選挙をすることができます。今までと比べて投票機会が増えるわけではないのですから、問題ありません。
 また、都道府県の広域連合議会をこの仕組みで公選するならば、もともと都道府県議会の選挙は前半にあるわけですから、後半の市町村選挙の時とあわせて広域連合議会の比例代表選挙ができます。道州制準備の実験などでやってみたらいいかもしれません。

 しかし市町村の広域連合の場合には、市町村議員の選挙の順番の変更をどうしても認めてもらえないならば、この仕組みは現実には大変すぎてとれません。有権者は、都道府県選挙とあわせると、短い期間の間に三回も投票することになります。

 そこで、一発の選挙で、加盟市町村議員の選挙も、それをリストにした広域連合議会の選挙も、同時に行ってしまう工夫を考えてみました。基本的には、前回のエッセーのアイデアが基礎になって思い付いたものです。
 今回のアイデアも、03年2月23日のエッセーのアイデアと同じく、選挙などの政治過程の争点が全体的な政策をめぐるものになり、地域利害対立がそこに持ち込まれないようにしながら、なおかつ個々の加盟自治体の自主性が損なわれることを防ぐ仕組みを考案しています。

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1) 統一地方選挙の議会議員選挙の告示前に、広域連合の執行長の立候補を受け付けます。

◆ スポーツ振興を訴える「長島茂雄」、お笑い振興を訴える「上岡龍太郎」、音楽振興を訴える「水前寺清子」などが立候補したとしましょう。


2) 告示一週間前に広域連合加盟自治体の合同議会が開かれ、執行長候補に対する支持投票を行います。得票の上位二者が正式の候補者になりますが、告示日までの一週間の間に広域連合内の有権者の一定割合の署名を得た候補者は正式の候補者に加えられます。

◆ 関東町、近畿町、九州町の三町の議員の合同議会が開かれ、執行長候補に対する投票の結果、長島候補が21票、上岡候補が19票、水前寺候補が5票取りました。その結果、長島候補と上岡候補が正式の候補者になりましたが、告示日の前日に、水前寺候補が広域連合内の有権者2741人分の署名を提出しました。広域連合内の有権者の15分の1以上と規定された条件をクリアしましたので、水前寺候補も正式の候補者と認められました。


3) 各議員候補は、執行長候補を支持する「推薦団」を結成し、加盟する推薦団を公表するか、いずれの推薦団にも加盟しないかを公表しなければなりません。

◆ 長島候補の推薦団「スポーツ振興」、上岡候補の推薦団「お笑いのまち」、水前寺候補の推薦団「音楽のさと」が作られました。関東町、近畿町、九州町の三町の議員定数は15名ずつ、計45名ですが、関東町で22名、近畿町で22名、九州町で20名、計64名が立候補しました。


4) 議会議員選挙の投票では、有権者は、自分の自治体の議員候補者に一票、広域連合執行長の推薦団に一票投票します。

◆ 九州町の山田さんは、九州町議会議員としては、いずれの推薦団にも所属しない松尾匡候補(経済学振興を唱える)に投票しました。他方、広域連合の推薦団としては、上岡龍太郎推薦団「お笑いのまち」に投票しました。


5) 各自治体議会の議員は、得票の多い順に定数までが当選となります。

◆ 次のように当選議員が決まったとしましょう。ブラウザの幅を広くとって見て下さい。(松田聖子は別の町で出れば当選だったのに。島田紳助はまさかの落選。やはりスキャンダルが効いたか。)
九州町 近畿町 関東町
1 当 谷 亮子(スポーツ振興) 597
2 当 森田一義(お笑いのまち) 588
3 当 王 貞治(スポーツ振興) 576
4 当 城島 健司(スポーツ振興)567
5 当 藤井 フミヤ(音楽のさと)533
6 当 柴田 亜衣(スポーツ振興)505
7 当 飛鳥 涼(音楽のさと)  501
8 当 松村 邦洋(お笑いのまち)467
9 当 井口 資仁(スポーツ振興)463
10 当 内柴 正人(スポーツ振興)434
11 当 酒井 法子(音楽のさと) 415
12 当 村松 有人(スポーツ振興)413
13 当 斉藤 和巳(スポーツ振興)391
14 当 はなわ尚輝(お笑いのまち)291
15 当 和田 毅(スポーツ振興) 279
16 落 杉内 俊哉(スポーツ振興)263
17 落 松田 聖子(音楽のさと) 260
18 落 肥後 克広(お笑いのまち)254
19 落 江頭 秀晴(お笑いのまち) 98
20 落 松尾 匡(無所属)     13
1 当 明石家さんま(お笑いのまち)607
2 当 笑福亭 鶴瓶(お笑いのまち)591
3 当 上沼 恵美子(お笑いのまち)585
4 当 久本 雅美(お笑いのまち) 551
5 当 赤星 憲広(スポーツ振興) 526
6 当 北野 誠(お笑いのまち)  512
7 当 岡田 彰布(スポーツ振興) 509
8 当 浜田 雅功(お笑いのまち) 503
9 当 山田 花子(お笑いのまち) 476
10 当 伊良部秀輝(スポーツ振興) 442
11 当 岡村 隆史(お笑いのまち) 429
12 当 野村 忠宏(スポーツ振興) 418
13 当 金本 知憲(スポーツ振興) 408
14 当 今岡  誠(スポーツ振興) 371
15 当 和田アキ子(音楽のさと)  351
16 落 須山公美子(音楽のさと)  348
17 落 島田 紳助(お笑いのまち) 299
18 落 松本 人志(お笑いのまち) 260
19 落 トミーズ雅(お笑いのまち) 253
20 落 井川  慶(スポーツ振興) 162
21 落 オーロラ輝子(音楽のさと) 101
22 落 堺屋 太一(無所属)     24
1 当 志村 けん(お笑いのまち)601
2 当 清原 和博(スポーツ振興)577
3 当 古田 敦也(スポーツ振興)574
4 当 所ジョージ(お笑いのまち)570
5 当 松坂 大輔(スポーツ振興)502
6 当 北野 武(お笑いのまち) 499
7 当 元木 大介(スポーツ振興)486
8 当 堀内 恒夫(スポーツ振興)480
9 当 北島 康介(スポーツ振興)476
10 当 デーモン小暮(音楽のさと)475
11 当 桑田 真澄(スポーツ振興)384
12 当 塚田 真希(スポーツ振興)376
13 当 関根 勤(お笑いのまち) 362
14 当 木梨 憲武(お笑いのまち)358
15 当 室伏 広治(スポーツ振興)353
16 落 サンプラザ中野(音楽のさと)349
17 落 小堺 一機(お笑いのまち)264
18 落 木村 拓哉(音楽のさと) 260
19 落 萩本 欽一(お笑いのまち)153
20 落 山田 邦子(お笑いのまち)142
21 落 庄司紗矢香(音楽のさと) 129
22 落 青島 幸男(お笑いのまち) 15

6) 広域連合議会の議席配分は、次のように行います。各参加自治体から1議席ずつ全自治体分をまとめたものを「1議席ユニット」と呼ぶことにします。この議席ユニットが配分の単位になります。

◆ 今の例では、関東町、近畿町、九州町の各町から1議席ずつ、計3議席で「1議席ユニット」になります。


7) 広域連合議会の議席は、各推薦団に対して、その得票に比例して、ドント式比例代表制の原理に基づき、議席ユニット単位で配分されます。

◆ 広域連合議会の議席ユニット定数を9ユニット(すなわち27議席)としましょう。今、各推薦団の得票がこのようになりました。
長島茂雄推薦団「スポーツ振興」  12,032票
上岡龍太郎推薦団「お笑いのまち」  9,986票
水前寺清子推薦団「音楽のさと」   5,012票
これに基づき、ドント式比例代表原理で議席ユニットを配分すると、まず次のようになります。
長島茂雄推薦団「スポーツ振興」  4ユニット
上岡龍太郎推薦団「お笑いのまち」 3ユニット
水前寺清子推薦団「音楽のさと」  2ユニット
8) 各ユニットは、その推薦団に所属する自治体議員を、それぞれの自治体から得票の高い順にあてはめます。
◆ 「スポーツ振興」は、1ユニット目は、関東町の清原議員、近畿町の赤星議員、九州町の谷議員をあてはめます。2ユニット目は、関東町の古田議員、近畿町の岡田議員、九州町の王議員をあてはめます。3ユニット目は、関東町の松坂議員、近畿町の伊良部議員、九州町の城島議員をあてはめ…としていきます。


9) すべての参加自治体の議員をうめることのできなかったユニットは、その該当する推薦団に配分されず、残りの推薦団にドント式手続きを続行して配分されます。(したがって地域的に偏りのある主張をする執行長は不利になります。)

◆ 「音楽のさと」は、1ユニット目は、関東町のデーモン小暮議員、近畿町の和田議員、九州町の藤井議員に配分されますが、2ユニット目は関東町、近畿町で当選した議員がいなくなります。したがって、この2ユニット目は「音楽のさと」には配分されません。ドント式の手続きを続けると、この議席ユニットは、「お笑いのまち」に配分されることになります。したがって、広域連合議会の勢力分布は次のようになります。
長島茂雄推薦団「スポーツ振興」  4ユニット 12議席
上岡龍太郎推薦団「お笑いのまち」 4ユニット 12議席
水前寺清子推薦団「音楽のさと」  1ユニット 3議席
10) 広域連合議会が開かれ、議員の過半数の支持により、執行長が選出されます。執行長は、広域連合議会の信任に基づき、広域連合の執行部を組織します。広域連合議会の議員には、もともと各自治体議員の議員報酬がありますので、特に広域連合議員の報酬のための歳費は支払われません。
◆ 広域連合議会が開かれ、投票の結果、「お笑いのまち」推薦団と「音楽のさと」推薦団の15票を得た上岡候補が、投票総数27票の過半数を得て執行長に選出されました。「音楽のさと」は「お笑いのまち」と連立を組んで、上岡執行部の与党になります。水前寺候補とデーモン小暮議員が執行委員会に入りました。


11) 広域連合の長は、参加自治体の長から毎年輪番で選出されます。広域連合の長は象徴で、定期的に、または、参加自治体のいずれかの長か執行長の判断に基づいて広域連合議会を召集し、広域連合議会の選出した執行長を任命します。

◆ この広域連合の長は、代表町長と呼ばれ、参加三町の町長が毎年交代でまわしています。今年は九州町長が代表町長でした。九州町長はアンチお笑い派ですが、しかたなく上岡龍太郎氏を執行長に任命します。同様に、上岡執行長の任命した執行委員を認証します。


12) 広域連合議会の議員が欠けた場合、推薦団の議席配分は変わらず、該当推薦団所属の同じ自治体議員で次の得票だった人が繰り上がります。

◆ 伊良部議員が地域外に転出して辞職しました。近畿町では次点の須山氏が町議会議員に繰り上げ当選になります。広域連合議会では、近畿町の「スポーツ振興」所属議員から金本議員が繰り上がります。さらに、北野武議員がオートバイ事故で入院し、辞職したとします。関東町ではサンプラザ中野氏が町議会議員に繰り上げ当選になります。広域連合議会では、関東町の「お笑いのまち」所属議員から木梨議員が繰り上がります。このとき、「音楽のさと」所属議員が、繰り上げ当選の結果あらたに三町分そろうのですが、推薦団の議席配分は変えませんので、本来「音楽のさと」は2ユニット目を取れたところでも、1ユニットの配分のままになります。


13) 推薦団の分裂があった場合、その団の議席ユニットを、分裂後各派所属の参加自治体議員の数に比例して、ドント式の方法により、各派に配分します。ただし、すべての参加自治体の議員をうめることのできなかったユニットは、その該当する派に配分されず、残りの派にドント式手続きを続行して配分されます。いずれの派でも参加自治体議員をそろえられなくなったユニットは、他の推薦団の間で、選挙時のドント式手続きを続行して配分します。

◆ 水前寺執行委員が上岡執行長と対立して、執行委員を辞任しました。これに合わせて、「音楽のさと」の藤井フミヤ議員が、デーモン小暮議員らによるお笑い執行部との連立方針に反発し、「スポーツ」派に転向して推薦団が分裂しました。もともと配分されていたのは1ユニットでしたので、このユニットは本来は所属議員の多い派にいくことになります。しかし、水前寺氏のお膝元の九州町は藤井派が押さえてデーモン小暮派の議員はおらず、逆に関東町ではサンプラザ中野議員がデーモン小暮派について、両派ともに三町の議員をそろえることができません。よって、「音楽のさと」議員団は広域連合議会から消滅し、この1ユニットは、ドント式比例代表の手続きを続行して、「スポーツ振興」に帰属し、「スポーツ振興」は5ユニット15議席を得ることになります。


14) 執行長は広域連合議会が不信任決議した場合、広域連合議会を解散しないかぎり、辞職しなければなりません。

◆ 広域連合議会で過半数の15議席を得た野党「スポーツ振興」は、上岡執行委員会の不信任決議を可決させます。上岡執行長は広域連合議会の解散を決意し、代表町長名で解散が宣言されます。


15) 広域連合加盟自治体議員の任期途中で広域連合議会の解散があった場合、加盟自治体議員の選挙は行わず、推薦団に投票する比例代表選挙だけが行われます。まずただちに執行長候補の受け付けが行われます。そして広域連合加盟自治体の合同議会が開かれ、執行長候補に対する支持投票を行います。得票の上位二者が正式の候補者になりますが、一週間の間に広域連合内の有権者の一定割合の署名を得た候補者は正式の候補者に加えられます。

◆ 三町の合同議会では、デーモン小暮議員ほかお笑い派の旧「音楽のさと」議員は、上岡現執行長に投票しました。その結果、長島茂雄候補が23票、上岡龍太郎候補が17票、水前寺清子候補が5票ということになり、長島候補と上岡候補が正式の候補になりました。水前寺候補は署名活動を始めようとしますが、結局今回は断念します。関東町の議員が二人ともデーモン派なので、どれだけ票をとっても1ユニットも埋めきることができないからです。


16) 参加自治体の議員は、執行長候補を支持する「推薦団」を結成し、加盟する推薦団を公表するか、いずれの推薦団にも加盟しないかを公表しなければなりません。

◆ 長島茂雄推薦団「スポーツ振興」の所属議員が26名、上岡龍太郎推薦団「お笑いのまち」の所属議員が19名になりました。和田アキ子議員と酒井法子議員は、合同議会では水前寺候補に投票しましたが、水前寺候補が正式の候補でなくなったら、「お笑いのまち」に所属することにしました。


17) 有権者は推薦団に対して一票を投票します。その得票に比例して、ドント式比例代表の原則に基づいて、議席ユニットが各推薦団に配分されます。

◆ 投票が行われ、次のような結果になりました。
長島茂雄推薦団「スポーツ振興」  11,214票 5ユニット(15議席)
上岡龍太郎推薦団「お笑いのまち」 10,773票 4ユニット(12議席)
かくして、選挙後召集される議会では、長島候補が執行長に選出されることになります。
18) 広域連合議会の任期は、各自治体議会の任期が切れるまでです。したがって、途中で解散があった場合は、解散後の広域連合議会の任期は、各自治体議員としての残り任期しかありません。広域連合の執行長の任期も同じです。

 今の例で「音楽のさと」が消滅してしまったのは、路線対立の中に地域間対立が持ち込まれたからです。逆に言えば、多数決でごり押しして特定地域を犠牲にした政策を貫くことは、推薦団分裂と議席減をまねくので、できない制度になっているわけです。
 この制度の欠点として思い付くのは、下位当選者(と見込まれる者)は、大きなグループにくっついていても自分まで広域連合議員がまわってきませんので、自前の推薦団を立てる誘因が出てくることです。つまり、幅広い支持の見込まれない偏狭な嫌われものほど、嫌われものどうしが組んで偏狭な主張で比例代表に食い込もうとします。まあこれも、そこまでして日当しかでない職につこうとする魅力があるかということも言えるのですが、それでもなおやろうという偏屈者は一層手がおえないタイプの人々でしょうから、よく考える必要があると思います。
 
 

 

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