松尾匡のページ

12年9月14日 共著『TPPと日米関係』の件ほか



◆ 前回のエッセーに訂正を追記しています。未読のかたはご確認下さい。
 9月9日に行われた、神戸大学の院生時代にサブゼミに出ていたゼミのOB研究会に参加したら、この件について昔から「いろんな意味」で詳しい知り合いがいたので話を聞いてみてわかったことです。

 性感染症の問題も、最初そんな詳しくやるつもりはなかったのに、お医者さんたちに目をつけていただいたおかげで、ずいぶんいろんなことがわかったと思います。そろそろ論文にできるんでないかという気もしていたのですが、そんな矢先こんな記事が。
第13回リバネス研究費 TENGA賞
むむむっ。・・・ど、どうする!
 …って、これ「若手研究者」対象じゃないか。四回目の年男じゃお呼びじゃないな。そもそも最近「衰え」が目立つし...OΓ乙

 そういえば、若田部昌澄さんと栗原裕一郎さんのちくま新書『本当の経済の話をしよう』をいただいていて、まだ紹介してなくてもうしわけなかったのですが、ウェブちくま連載時から毎回楽しく読ませていただいていて、待ち遠しかった出版です。そしたら中で、若田部さんに「TENGA」を語らせているんですけど…いいのか栗原さん。(まあ当事者視点じゃない話ですが。念のため。)
 この本の話はまたあとで。


◆ 上述のゼミのOB研究会は、神戸の兵庫県立大学で開かれたのですが、後期からの内地留学先の九州大学に受け入れ費を納めて個人研究費がほとんど尽きているので、自費で行くしかありません。
 こないだの講演で臨時収入が現金で入ったのですが、早速カミさんからは「寄付に使うな」と釘をさされ…。
 去年の7月12日のエッセーで書きましたけど、以前、大阪のブルジョワ様がたからいただいた20万円の講演料のうちの17万円を被災地に使って、カミさんから大激怒をくらった事件があったのですが、それ以来厳しく警戒されているわけです。
 いやあ、結婚して何が一番困るかというと、こういうおカネが自由にならないことですよね。こっちはいつも極力無駄な出費を抑えて努力してるのに。
 知り合いにも、何件か市民事業に出資してることを奥さんに必死で隠しているのがいるし。「風で織るタオル」って有名な市民事業ありますでしょ。今治の「池内タオル」。風力発電だけでタオル作っていて、材料も有機栽培で、栽培者にも消費者にも身体にやさしいということで、世界にファンがいっぱいいる。これに出資したら、利子代わりにタオル送ってくるので、バレないように大学の研究室を送り先にしているとか。やっぱりみんな苦労してるねえ。
 カミさんからは、講演料収入で固定資産税を払えと言われていることもあって、なけなしの残りから神戸に行くのにカネ使うのが許されるかどうか…。おそるおそる聞いてみたら、行っていいということだったので、日帰りするつもりで先日土曜日の朝出かけました。

 そしたら、会場に指定された会議室に着いたら、別の会議をやっている。
 ???
 よく見てみたら、OB研究会は翌日だった! 一日間違えたのでした…OΓ乙
 カミさんに電話したら、「戻ってこい」と言われるかもと思いきや、泊まっていいということだったので、新神戸駅まで戻って観光案内所でビジネスホテルのリストをもらって宿は確保できたのでしたが、日帰りのつもりでろくに仕事持ってきてなかったぞ。会場の兵庫県立大学では知り合いは誰も研究室におらず、名簿も家に置いてきたし、いつも持ち歩いているノートパソコンも置いてきちゃったから、誰にも連絡がつけられません。携帯電話には神戸関係者の番号はひとつも入っていなくて、いかにこの街を離れて久しいかがまざまざとわかりました。ウィークデーだったら各団体の事務所に行けば知人がいるでしょうけど、土曜日ではそれもできないし。
 仕方ないので、一人で大河ドラマ便乗歴史展示を見たり、三宮・元町界隈をあしかけ二日何度も歩き回ったりしたのですが、震災後訪れてないところとか全然知らない街みたい。なつかしい気がするところもありましたが、あんまり昔のことになって覚えてないだけかな。


◆ さて、ご存知のかたには旧聞に属しますが、尾米タケル之一座が演じる「絶対!!原子力戦隊スイシンジャー」って動画がウェブ上で出回っています。「東電レッド」「経産省ブルー」「マスコミホワイト」www

 これ自体よくできていて笑えますが、「エンディングテーマ」という設定の「怪人の唄」が、活動家の悲哀がにじみ出ていて最高です。

 さらに「怪人小出男」が出演する「異形編」ってのがあって、

このラストのオチ、小出先生だったら誰も信じないけど、ボクがやられたらみんな納得するだろう。言動に気をつけないと。(もちろん反政府的言動の方←そっちか。)

 そしたら、こないだユーチューブを見たら、新作に藤波心ちゃんが出演してるじゃないか。
「望郷編」

うーむ。ギャグはおもしろいけど、リアル子どもを使ったのはちょっとイタいかな尾米タケル一座。なんか、「Love Love ハイロ」を「Love Love ワイロ」にするというネタひとつだけのために藤波転向ネタを作ったという感じがありありと。
 やっぱり心ちゃんがスイシンジャー側につくと、現実世界でもみんなそっちいっちゃうのでやめてほしい。ここはやはり、悪の女幹部になって怪人のヘマを責めて全国のオジサンたちをハァハァ言わせてほしいです。

 というわけで、女悪役専門ブログ「悪の華~Dark Lady Laughed and Danced~」さんから、参考イメージをいくつか。

「科学戦隊ダイナマン」の女将軍ゼノビア様
zenobia

「星獣戦隊ギンガマン」の操舵士シェリンダ様
sherinda

「ガイファード」の紫苑様
sion

「炎神戦隊ゴーオンジャー」の害水大臣ケガレシア様
kegaresia
「パパこの人知ってるの?」と聞かれたやつ起立!

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」のメレ様
メレ

そして、実写版「ヤッターマン」の深キョンドロンジョ様だ!
ドロンジョ
公開当時の矢野浩一先生の喜びの声
「ハリ・セルダンになりたくて」2009年1月14日
…「本質」とか「あるべき姿」とか言ったら「ポルポト」とか言われていじめられるしぃ〜(遠い目)。


◆ そういえば、8月12日のエッセーでちょっと触れた共著書『TPPと日米関係』(晃洋書房)の拙稿について、濱口桂一郎さんからブログで詳しくご紹介いただいたのでした。
松尾匡さんが、TPPの俗論を斬る!

いつもありがとうございます。コメント欄で「ご自分のHPでの広報も是非」と。はい、そのとおりでした。

田中祐二、内山昭編著『TPPと日米関係』晃洋書房、本体2000円
TPP本
amazon HonyaClub セブン&ワイ

本の内容(出版社提供)

TPPをめぐる議論は、「はじめに参加ありき」のものや、特定分野の利害を過度に強調した反対論が多い。本書は、いま一度データを見直し、経済の理論と客観的な分析に裏付けられた説明を試みる。リカードの比較生産費説から見たTPPに対する賛否両論の誤謬、ケインズの自由貿易と保護主義への態度、アメリカの貿易交渉の進め方やISD条項の問題点をやさしく解説する。TPP問題が日米の政治的な駆け引きとして利用される現状を諫め、真の国益にかない、環太平洋や東アジアの諸国と相互互恵となる経済連携への方向を示す。

目次

第1章 TPP推進論の「根拠」を問う
第2章 貿易上の利益とTPP論議
第3章 ケインズは経済的国際主義をどのようにみたのか
第4章 TPPに関する試算の方法論的問題点
第5章 TPPと農業・食糧
第6章 TPPと医療・医薬品―医療アクセスの公平性をめぐって
第7章 金融サービス分野におけるTPP交渉から見えてくるもの
第8章 TPPと労働・雇用
第9章 TPP推進論に見られる危うい安全保障観
第10章 グローバル企業の投資保護と公共利益との対立―ISD(投資家対国家の紛争解決)をめぐって

 ボクの章は第2章です。
 これ、主に立命館大学経済学部のマル経教員の共著書なのですが、各章で言っている内容がだいぶ違っているところも少なくなく、統一的主張をしている本と言うわけではないです。例えば、農林水産省による、TPPでの雇用喪失340万人という推計は、ボクの章でも「非現実的に派手な数字」と書きましたが、第4章では、かなり都合のいい前提をおいたいいかげんな推計であることを突き止めています。でも、他の章では、この数字を根拠にして論じているものもあります。

 序章の第1章を除くと、自分の章以外でお勧めは第4章かな。農水省だけでなくて、経産省のも内閣府のも自分の都合のいいお手盛り推計だということが、立ち入って明らかにされています。しかも評価すべき点は率直に評価しているから好感が持てます。第5章は専門的な話はそうですかと受け取るしかないけど、終わりの方の議論は賛成。第3章の、ケインズの自由貿易についての見解の変遷は、たいへんおもしろいし、結論もおおむね妥当だと思います。最後の最後の三行で唐突に持ち出されているバブル批判が、なんか違和感ありますけど。

 ボクの書いているのは、TPP賛成派も反対派も経済的に間違ったことばかり言っているという話で、詳しくは濱口さんが適切にまとめてくださっていますので、上のリンク先をご覧下さい。
 ただ、濱口さんが引用してくださっている文章で、「比較優位」ということを、「同じ製品が他国よりも安いコストで生産できること」ととらえるのは間違いといった主旨のことを書きましたけど、よく考えたら厳密さに欠ける書き方でした。為替レートが適切な水準にあれば、なるほど比較優位財は他国より安いコストで生産できるからです。「同じ製品が他国より効率的に生産できること」ととらえるのは間違い、といった表現にしておいた方がよかったですね。

 濱口さんのブログのコメント欄では、ボクにあてて、ご質問をいただいています。他人様のブログでやりとりするのもご迷惑でしょうから、ここでお答えしておきます。

輸入は相手国から見れば輸出ですが、
日本の場合は、輸入でメリットを享受できる一方で、輸出は伸びないという構造的な問題でもあるのでしょうか?
日本に輸出して所得があがった相手国では、日本製品への需要も増えると思うのですが。

 つまり拙著で、完全雇用ではない時(今のような不況の時)に貿易を自由化すると、輸入が増えて国内産業が取り替えられて、それで浮いた労働は失業するだけと論じたのに対して、輸出が増えて失業は解消されるだろうとご指摘なのだと思います。
 まず、経済学の学説では、たしかにそのような主張もあるのですが、それは、輸入によって外国の所得が増えるからという理屈ではありません。増えた外国の所得のうち、支出にまわらず貯め込まれる分もあるはずですし、支出が増えたとしても、日本製品にまわる部分はそのうちのまた一部ですから、輸入増であまった労働を再吸収するだけの十分な需要が直接輸出で返ってくるわけではありません。
 輸出が増えて失業が解消されるとする理屈は、次の通りです。
 一応外貨をドルで代表させておきます。日本の輸入が増えると、輸入代金の支払いにドルが必要ですので、人々は日本円をドルに交換しようとします。そのために、円の供給が増えてドルの需要が増えて、円安になります。円安になると、日本製品のドルで表した価格が下がりますので、円価格が変わらなくても輸出が増えるという理屈です。
 さらにもう少し洗練された理屈では、この上に次のような効果を考慮にいれます。
 輸入の増加で総需要不足になったならば、それは、貯蓄が投資(+財政赤字)に対して過剰になったことを意味します(この説明は煩雑になるので省略させてください)。この場合、余った分は外国で運用しようとしますので、円を売ってドルを買う動きが出ます。すると、やはり円安になって輸出が増えるというあんばいです。

 しかし、これが今の日本経済ではうまく働かないと思っています。貯蓄過剰になって海外への資金流出が起こるのは、利子率が下がって外国との金利格差が広がるからです。しかし日本では名目金利はもう下がらず、さらにデフレが続いていますので、デフレ予想の分を足した実質金利は高止まりしてしまいます。たとえ日米ともに名目金利がゼロだったとしても、アメリカがインフレで日本がデフレが続くならば、ドルを円に換えて持っておいて、将来モノに換えてからドルに戻せば、ドルのまま持っていたよりも増やすことができます。だから、デフレ不況が続く限り日本に資金が流入する力が強くなって、円高が続いてしまいます。
 よって、為替レートを円安に動かすような総需要拡大政策がないと、自由貿易による輸出拡大のメリットは享受できないと思います。

 ついでに、拙著の、輸入拡大によって失業が増えるという論点をもって、国際競争が賃金下落の原因とする議論を支持するものではないかとするコメントもあります。濱口さんへのコメントだと思いますが、ここでボクの立場からお答えしておこうと思います。
 一般的に、十分なおカネを出さないで総需要を冷え込ませているから、デフレになります。これは、あらゆる価格が下がるので、…財の価格も下がるし、サービスの価格も下がるし、労働力の価格も下がるし、外貨の価格も下がるわけです。つまり賃下げ。円高。
 円高だから輸入品に勝てないし「国際競争力」は失われる。こういったすべてのことが、またも需要を冷え込ませて、売れ残りや失業を出して、またもあらゆる価格を下げるというわけです。この最後の因果だけ見ると国際競争のせいのように見えますが、これはそもそもそんな為替レートにしているからだということです。
 「国際競争ガー」論は、たいていは、賃下げの原因は海外の「鉄をも貫く必然法則」にあるとして、諦めを迫る理屈として使われているのですが、そうではないわけです。

 円高の問題は、片岡剛志さんの『円のゆくえを問いなおす』(ちくま新書)で詳しく説明されてますね。勉強したい人はそちらを読んで下さい。この本も、だいぶ前にいただいてから、まだ書評も紹介もしていなかったので恐縮です。そのうち取り上げたいと思っています。


◆ で、さっきの若田部さんと栗原さんの本の書評です。
若田部昌澄、栗原裕一郎『本当の経済の話をしよう』筑摩書房、本体940円
amazon セブン&ワイ HonyaClub

 TPPの話を取り上げたので、この機会にいっしょに紹介しておきます。
 拙著『不況は人災です!』と同じく、筑摩書房のウェブ雑誌「webちくま」で連載されていた記事の出版です。連載時の感想を去年の7月24日のエッセーに書いています。
 若田部さんが説明役、栗原さんが聞き役の対談で進んでいくのですが、身近な具体例や映画や文学にまで話題が飛んで、とてもわかりやすいです。『痛快明解経済学史』や『商人道ノスヽメ』といった拙著に、好意的に言及して下さって、本当にありがとうございます。

 内容は、「インセンティブ」「トレード・オフ」「トレード」「マネー」をそれぞれキーワードにしたパートに分けて、経済学的なものの考え方を学ぶというものです。
 今、経済学部の新入生にまず読ませる本として何か適当かと聞かれたら、間違いなくこの本を薦めますわ。特に、しろうとにとっての把握しにくいところ、誤解しやすいところというのは、なかなか我々プロには当たり前に思って気づきにくいところがあるのですが、栗原さんがうまくそのへんに目を配ってリードしてくれているところがいいです。

 書いてあることは大半賛成するのですが、上で触れたTPPの話は、結論がボクと違うと読めるかもしれません。実際、若田部さんはTPP賛成に分類されるだろうし、ボクは反対に分類されると思います。しかし、TPPについて学ぶ時、上のボクの共著本以外で何を読むことを勧めるかと聞かれたら、迷わずこの本を勧めます。
 特に、ボクはほとんど正月三が日で書き上げるという時間の制約もあって、大半ウェブでとれる議論だけを参考に書きましたけど、若田部さんは反TPP論の大ボスの中野剛志さんの議論を真正面から相手にして論破しています。それは全く経済学の正論で、こっちは拍手喝采です。
 TPPの問題に限らないのですが、この本は著者と反対の議論を目配りよくフォローしているところがよく、学生にはいいブックガイドになるでしょう。TPP反対論も、中野さん以外にも有名どころをいろいろ取り上げて批判しています。

 この本全体が、拙著の『痛快明解経済学史』などから引用してくれて見せているとおり、「反経済学的発想」を批判して「経済学的発想」のしかたを説明している本と言えると思います。世の中食うか食われるかであって、その成否は意図的に人為を尽くして力を振るった結果だと見るのが「反経済学的発想」の根本です。それに対して、取引はウィン・ウィンであって、経済はその意図せざる合成結果として自律運動すると見るのが「経済学的発想」です。
 中野さんはじめ、TPP反対論の多くは、典型的な「反経済学的発想」です。本書はそれを小気味よく暴いて批判しています。そして、それに対してリカードの比較生産費説など、経済学的に正しい発想のしかたを示してみせているわけです。

 しかし問題は、「反経済学的発想」なのはTPP反対派だけではないということです。この本ではTPP反対派の批判しかしていませんけど、実はTPP賛成派も負けず劣らず「反経済学的発想」ぞろいです。まるで重商主義のような理由付けでTPPを推進する議論があふれています。それに、総需要不足の中で輸入が自由化されたら失業が増えると思いますが、そういった問題にもあまり触れていません。それが上であげた拙稿の議論と違う点。
(追記:最初周知のことと思って書いてませんでしたが、若田部さんはボクと同じく、金融緩和で人々にインフレ予想を抱かせることによって総需要を拡大し、景気を回復させる政策を主張している人で、もちろんこの本でもそのことが提唱されています。そのような総需要拡大政策をとった上で、貿易のメリットについてはTPPでとおっしゃっているので、「TPPで景気拡大」みたいなヨタ話を書いておられるわけではもちろんありません。念のため。ボクもちゃんとした総需要拡大政策がとられるならばTPPに反対ではないので、結局のところ言っていることは同じようなものなのです。)

 TPP以外ではひっかかるところはあまりなかったですね。ああ「水力発電はもはや全電力の1%にすぎない」という発言があった。その通りなのですが、稼働していない発電能力はいっぱいあります。どうも中小発電施設はかなりほったらかされていて、どの程度の能力が実際あるのか正確にはわからないみたい。

 そのほかは、反経済成長論、国の借金と家計の借金の混同などの財政危機大変論、食糧自給論、地産地消神聖視、ブータン幻想など、日頃イライラする議論を誰にもわかりやすく退けてくれていて、溜飲が下がります。

 なお、この本の議論の中では、為替相場の問題は、上で述べた通り片岡さんの本もいつか取り上げたいので、そのとき合わせて検討したいと思います。この本の、貨幣数量説を前提に、貨幣供給量の相対比で為替レートを説明する仕方の件。おおざっぱに言って間違いではないけど、もちろん正確ではなくてかなり条件が要るのですが、本質の捉え方の一つではあります。それが現実を説明する時、どんな次元で言えるかは、ちょっとおさえておく必要があると思っています。
 それからギリシャ問題についても、この本はとても勉強になったのですが、もう少し調べる必要があると思っています。


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