松尾匡のページ

15年5月20日 闘う欧州労連は量的緩和を歓迎する



こないだ思いついた一首。

    GDP五百兆円と言い続け、教師生活23年

【近況】
 前回のエッセーでも披露しましたマクロ経済学のパワーポイント教材ですが、別の教員のゼミ生でなぜか研究室に出入りはじめた優秀な四回生に見せたら、やっぱり「こんなん見せられたら、俺だってサブゼミ出なくなりますよ」って。これがダウンロードできるなら話聞かなくてもいいやって思うそうです。
 結局「サブゼミ」は参加者がいないのでやめにしましたけど。
 そういうわけで、1回あたり10分もかからず、マクロ経済学が楽々マスターできる教材。使ってあるイラストも写真類もすべて自由に使えることを確認してあるものですので、どんどんご利用下さい。

 前回のエッセーでも書きましたけど、あのパワーポイント教材ができたのが3日。4日はエッセー書くのとそこに書いた集会でつぶれて、翌5日からシノドス連載の原稿に着手。
 でも8日締め切りとか無理じゃん。泣きついて13日に延ばしてもらいました。
 ところが、実は別件の某雑誌の解説論文の校正の締め切りが13日必着でして...。結構加筆があったので重なって大変。

 こんな状況で10日日曜日は午前中市民の方とのケインズ読書会と、午後ドブリュー読書会をこなしたら、原稿の進み具合が心配になって、その晩は緊張でよく眠れず、早朝目覚めて時間ももったいないので住居を出て、5時半頃だったかな...
 地下鉄の改札を通ろうとしたら、定期が切れていた。──あ〜イコカの定期も切れてるんかなと取り出してみたら、たしかに切れていた。そのままそのイコカで改札を通って、カード入れに入れたはず……なのに。
 降車駅で改札を通ろうとしたら、イコカがない!
 ポケットというポケットを探してもないので、乗車駅に問い合わせてもらったのですけど、やはりないとのこと。一回自分で戻ってみて探したのですがやっぱりなくて、駅の人も届いていないと言います。仕方ないのでまた乗ってそのままおカネ払って出たのですけど、駅員さんの話では翌日午後1時以降、烏丸御池駅の落とし物案内所に連絡してくれとのことでした。
 まあもう定期も切れてるし、残額もたいして入っていないし、翌日電話してみるか…と思ったわけです。

 その日月曜日は1限、3限、4限と、授業やゼミがあって、昼休みと夜に組合の会議があるので、原稿はなかなか進みません。

 翌日12日火曜日は教授会の日。午前中住居で一生懸命原稿を書いて、昼前に出て、地下鉄の定期を買って、JRの駅でイコカの相談して定期買おうかな、烏丸御池駅に電話して届いてないか聞くのが先かな…と考えていたら、気づいた!
 私のイコカはスマートイコカだったのでした。つまり、「クイックチャージ」と言って、現金を使わなくてもクレジットカードの口座からボタン一つでチャージできるのです。
 チャラリ〜ン♪

 JRの窓口では、こんなときに限って前の人が延々長引くの。とりあえずイコカ止めてもらって、磁気の定期券買って再発行の電話。そしたら、チャージされたかどうかは、数日たたないとデータが上がってこないとのことでした。

 動揺しまくって、湖西線に行く電車に乗ってしまい、教授会は少々遅刻してしまいました。
 そして教授会が終わってから校正原稿を作成し、夜中、京都中央局から速達発送したのでした。

 そしてシノドス締め切りの翌13日。この日も湖西線に乗ってしまった!…いやあ、ホームに出たらそこに着いていたのが湖西線行きだったので、これに乗っちゃいけないなとやりすごして、次にきたのに乗ったら、それも湖西線行きだった。
 そしたらこの日も、授業のほかに、研究室に次々学生が教えを請いにきて、合間を縫って執筆している間に、組合大会の時間だ!
 そしたらこの組合大会が、何しろ北海道の高校から九州のAPUまで何箇所もテレビ会議をつないでやるもんだから、今年度は大阪茨木キャンパスもできて回線の容量を超えたらしく、全部につながらないハプニングが起こって開始が1時間遅れてしまいました。
 これが9時20分頃に終わって、夜中研究室でシノドス原稿執筆。終電の時間に間に合うように、もう少しというところで切り上げて、リュックを持ち上げたとき、なんか軽いなという気はしたのです。住居から文献を持ってきたのをおろしてあるからだろうなとか思っていました。
 あとで気づいたら、執筆用ノートパソコンを入れていなかった!

 も〜これは寝るしかないので、帰宅して即行で寝て、翌朝早く出校して執筆して、1限目の授業が始まる前になんとか送信したのでした。

 このシノドス原稿。今回はマルクスのでしたけど、流石に長くなっちゃって。今のところ、今週の金曜日と来週の金曜日の二回に分けて掲載される予定です。お楽しみに。

 そして次が週刊エコノミストからの頼まれ原稿で、これが締め切り18日月曜日。ところが木曜も金曜も組合の仕事とか学生の指導とかいろいろあってね。ネットで資料集めぐらいしかできなかったのですけど、土曜、日曜で集中して執筆して、なんと日曜でできちゃった。
 これを送ってひと安心。と、思いきや、翌月曜日は大学で罵声を浴びるトラブルに見舞われたのでした。動揺しまくってお弁当の焼き肉の残り汁こぼして、慌てて床拭くし、ズボンは汚れるし。
OΓ乙。
 最後はこんなオチだったか。まあ、臨機応変の当然の判断力があれば防げた事態で、ご迷惑をかけたみなさんにはすみませんでした。

 イコカは、コンビニか何かで二回ぐらい7百何十円か使われていただけで、チャージはされていませんでした。よかった。交番に紛失の届けはしたのですが、使われた犯罪については管轄外なので隣の区の警察に行ってくれとのこと。これくらいならいいかと思ってそのままにしています。

【ムック本が出た件】
 さて、前回予告した、若田部さん飯田さんとのムック本ですが、出版されました。

経済の教科書 (洋泉社MOOK)
洋泉社ムック
洋泉社の紹介ページ(一部読めます) アマゾン Honya Club 楽天ブックス セブンネットショッピング

 他の人の担当部分はできてからはじめて見ました。全体の構成も、へぇ〜こんなんだったんだって感じ。私の話の部分は学説史の順番に並んでいるのですが、できるだけうまいことはまるように各章のテーマをはめてあるという感じです。
 まあ、さすがにすごく読みやすい。もちろん若田部さん飯田さんの文章はわかりやすいのですが、ムック本というものの編集の力にも感心しました。

【欧州労連の量的緩和コメント】
 さて、タイトルにかかげた件ですが。
 週刊エコノミストからの依頼は、欧州左派の金融緩和評価を書いてくれとのこと。…専門じゃないがな〜。ヨーロッパの左翼政治とか労働運動とかを専門にしている人が山ほどいると思うのですけど、金融政策論をフォローしている人は誰もいないんですかい。
 仕方がないから引き受けましたけど、資料のツテがありませんので、ネットで探すしかありません。
 そしたらいろいろまた見つかりました。週刊誌記事では省略して載せるしかないので、ここで詳しくご紹介しておきましょう。

 まず、今回のタイトルにあります「欧州労働組合連合」(European Trade Union Confederation)ってご存知ですか。英語ウィキペディアによれば、39カ国90のナショナルセンターを傘下に収め、6000万組合員を擁する全欧労働組合組織だそうです。これが日本語版ウィキペディアには項目がないの。なんてこと。いや私もウィキペディアの編集の仕方とかわかりそうにないし、何もタッチしていないので、ヒトのこといえないのですけど。
 この欧州労連が、今年1月22日の欧州中央銀行の量的緩和の決定を受けて、即日コメントを出している文章が同労連のサイトで読めます。短いので全文引用します。

QE not enough to stimulate growth (量的緩和は成長を刺激するのに十分ではない)

 The European Central Bank (ECB) buying bonds is necessary, but will not be enough to stimulate growth or create jobs warned the European Trade Union Confederation (ETUC).

“There is a welcome shift in economic policy” said Veronica Nilsson, Confederal Secretary at the ETUC referring to the expected and long-awaited quantitative easing announcement by the ECB, the recent reinterpretation of fiscal pact rules and investment plan by the European Commission.    

“It is austerity that is making Europe stagnate. What is needed to get Europe’s economy moving again is investment at a level considerably higher than that proposed by European Commission President Juncker.”

“Europe will not escape stagnation until the EU and national Governments adopt a longer-term approach to debt reduction and abandon the savage cuts in Government spending that are suppressing demand. There also needs to be a shift in focus of structural reforms, away from driving down wages and working conditions, towards investing in education and life-long learning.”

“There needs to be a strong link between Quantitative Easing and the European investment plan” added Nilsson.

[拙訳]
  欧州中央銀行が債券を買うことは必要なことであるが、成長を刺激し職を創出するためには十分ではないと欧州労働組合連合は警告した。
 「経済政策における歓迎すべき転換があった。」予想され、長く待ち望まれた量的緩和の声明が欧州中央銀行によってなされたこと、そして欧州委員会によって最近、財政協定ルールと投資計画の解釈のやり直しがなされたことを受けて、欧州労連書記のベロニカ・ニルソンは言った。
「ヨーロッパを停滞させているのは緊縮政策である。欧州経済を再び動き出させるために必要なものは、ユンケル欧州委員長が提案しているものよりももっと決定的に高いレベルの投資である。」
「ヨーロッパは、EUと各国政府が、債務削減についてもっと長期的なアプローチをとり、乱暴な政府支出削減で需要を抑制することをやめにしないかぎり、停滞を抜け出すことはできないだろう。さらに、構造改革の焦点を転換させることが必要である。すなわち、賃金と労働条件の引き下げに焦点をあてることをやめ、教育と生涯学習への投資に焦点を移さなければならない。」
「必要なことは、量的緩和と、欧州投資計画との間に強いリンクをつけることである」とニルソンは付け加えた。

 いやいや「歓迎すべき転換」ですよ。「長く待ち望まれた」ですよ。ここまではっきり言うとは。
 ここで、「高いレベルの投資」とか「欧州投資計画」とか言っている「投資」は、主に公共投資がイメージされていますね。なかでも「教育と生涯学習」があげられているように、教育や社会政策への公共支出が求められているのだと思います。

 こんなふうに書くと、欧州労連が、どっかの国でよく見るような、何か体制べったりの、労資なあなあ組合のような予断を持つ人がいるかもしれませんが、なかなかどうして、私には大変戦闘的な組合のように見受けられます。
 2014年2012年11月14日には、欧州労連が主導して、史上初の南欧5カ国の国際ゼネストが行われ、同時に全欧いたるところで反緊縮のデモやストライキが吹き荒れました。(年を間違えて書いていたので訂正しました。不注意をお詫びします。;2108年12月2日)
 例えば、この「レイバー・ネット」の記事をご覧下さい。

ヨーロッパ・ゼネストに1千万人が参加...「緊縮は失敗した」

 下の方に、スペインの街々が、人・人・人の波で埋まっている写真が載っていますが、感動します。みなさんも「#14N」で画像検索してみて下さい。戦闘的画像がいっぱいでてきます。
 動画はこれをご覧下さい。

South european general strike #14N

 このゼネストには、EUの共産党や左翼政党の集まりである欧州左翼党も、「断固支持」を表明しています(同党サイト記事:The EL supports the general strike of 14-N in a meeting convened in Madrid)
 また、欧州労連はギリシャの急進左翼連合の総選挙勝利を「欧州のチャンス」と表現し、緊縮財政や構造改革では問題は解決せず、向こう10年以上にわたってGDPの2%を投資(これも公共投資の意味だろう)に向けることが、成長と雇用を作り出す唯一の道だと提唱しています(同労連サイト記事:ETUC declaration: Greece after the election - an opportunity for Europe)。

【ポデモスは欧州中銀をどう変えたいか】
 次に、スペインの新興左翼政党「ポデモス」を見てみましょう。去年作られたばかりで、いきなり欧州議会選挙で第4党に躍進しました。今年2月には支持率が与党国民党を超えているとか。
 もちろん、反貧困、反緊縮の主張がウケているのです。
 これも誰かスペイン語の読める左翼運動の専門家がいっぱいいるだろうからフォローしてほしいところですが、とりあえずネット上で日本語でも英語でも適当な資料が見当たりませんので、思いあまってポデモスさんにひと月ほど前、直接英語のメールで金融政策論を問い合わせたのですが、返事はきませんでした。
 仕方ない。ウェブに載っているスペイン語の綱領の最終文書の該当部分を、グーグル先生に英語にしてもらって、おかしいところは、ウェブ辞書でつきあわせて直していって、とりあえず日本語にした上で、スペイン語のできる新任同僚の杉田伸樹さんに点検修正してもらいました。杉田先生ご親切にありがとうございます!

[拙訳]
 1. 3 – 欧州中央銀行を諸国の経済発展のための民主的な機関に転換します。
 欧州中央銀行を議会による民主的なコントロールのもとにおくことで、それを政治的権威のもとに従属させる仕組みを創り出します。
 定款を修正し、中央銀行の優先的な目的として、EU全体にまっとうな雇用を創出すること、投機的アタックを防ぐこと、国債を発行市場で無制限に直接買い入れることで諸国の公的資金調達を助けることを書き入れます。
 諸国の社会的な支出のための資金や、再分配メカニズムによってなおさら不利益を被った社会的、地域的な領域のための資金を優先的に支えます。そして必要があれば、欧州社会債を作ることによってこれらを支えます。
 通常の商業銀行と投資銀行の監督ルールを区別し、後者の投機的活動を規制します。

【欧州左翼党第4回大会採択文書】
 欧州中央銀行の独立性を批判して、それを議会による民主的コントロールのもとにおこう、そしてそれが作る資金を使って公共的な支出をして雇用拡大させようっていう、このポデモスの主張は、このエッセーコーナーでも何度も見てきましたとおり、もともと欧州左翼党がはっきり掲げていたものでした。(拙著『不況は人災です』でも紹介しましたが、欧州社会党も、それほどはっきりとではありませんが同様の主張を掲げています。)
 その欧州左翼党ですが、2013年の第4回大会で採択された最終政治文書(Final political document 4th EL Congress)で、こんなことを言っています。

−    In the meantime too, we propose to create a European institution democratically administrated and controlled, in order to finance at a very low interest rate, even at a zero rate, public spendings of national States and enterprise investment if they develop employment, according to precise social and ecological criteria, with the monetary contribution of the European Central Bank(art. 123.2 of the Lisbon Treaty) and with the receipt of Tobin Tax. This could lead to the creation of a european public bank. Hence, we can concretely begin to radically question the independence and mission of the European Central Bank, as well as the current architecture of the euro and its governance. Place the ECB under democratic control, giving it the power to be lender of last resort, that is to say, lending directly to states without present anti-social“conditionnalities”. Money should not be used for speculation but to create jobs, public services, useful products and ecological transition.

[拙訳]
「他方でまた、我々は民主的に運営されコントロールされる全欧的機関を創立することを提案する。それは、各国の公共支出や、きっちりとした社会的エコロジー的な基準のもとで雇用を増やす条件で、企業の投資に対して、非常に低い利率で、ゼロ金利であっても、資金を融資するためのものである。これは、欧州中銀の金融的寄与(リスボン協定の123.2条)と、トービン税の受取によってまかなわれる。このことは、欧州公共銀行の創設につながることになろう。かくして、我々ははっきりと根本的な疑問を投げかけはじめることができる−−欧州中銀の独立性と使命、そしてユーロ貨とそのガバナンスの目下の制度設計に対して。欧州中銀を民主的なコントロールのもとに置こう。そうするとそれは、最後の貸し手の力を持つことになる。すなわち、現在の反社会的な『融資条件』などなしに、諸国に対して直接に貸し出しをする力である。貨幣は、投機のために使われるのであってはならず、職を作り出し、公共サービスを作り出し、有用な生産物やエコロジー転換を作り出すために使われるのでなければならない。」

【反緊縮は今流行りだ】

 先日のイギリスの総選挙では、スコットランド国民党(SNP)の躍進がニュースになりました。まるで右翼政党みたいな名前ですけど、実は労働党よりずっと原則的な左派政党で、EU統合推進派なので普通の意味での民族主義政党とは言えません。
 選挙前のSNPのスタージョン党首の活躍ぶりを伝える、次のブログを是非読んで下さい。「在英保育士・ライター」のブレイディみかこさんの記事です。

「左派のサッチャー」がスコットランドから誕生?

 今時あけすけに「反核」!「あくまでもどこまでも反緊縮」。医療再国営化。貧しい人の大学授業料無料化。移民の締め付けではなく下層民の引き上げを…。
 みかこさんは、絶対にブレないこの姿勢を称して、「左翼のサッチャー」と呼んでいます。

 SNPは候補者はスコットランドでしか立てていないのですが、スタージョンさんは全英の有権者に反緊縮を伝導していて、テレビの党首討論の締めくくりには、「スコットランドの皆さん、今よりも良い、もっと公平で進歩的な社会を望むのなら、SNPに投票してください。そして英国の他の地域のみなさん、私たちがスコットランドから英国をより良い国にするお手伝いをします」と語りかけています。
 すると、党首討論についての世論調査の中には、スタージョンさんが支持率トップに出たものもあったそうです。
 この勢いの前に、当初総選挙で台風の目と思われた極右政党は精彩を欠くことになり、みかこさんは党首討論で極右党首がスタージョンさんにやりこめられる様をピエロ扱いしています。

 そうなんですよ。左派勢力が、暮らしが苦しい人々のことをちゃんと目に入れて、「あくまでもどこまでも反緊縮」を貫き、賃上げや雇用拡大の道を示せば、右翼なんかに負けるはずがないのです。その際、「じゃあ財源は?」と聞かれたときに、「無から作ればいい」と言えるために、金融緩和と、中央銀行の民主的コントロールが必要になるのです。
 みかこさんの記事によれば、労働党党首は、「緊縮は必要」を大前提にして「富裕層の増税」を主張してカットする層の変更を論じただけだそうで、こんな姿勢だから負けちゃったんですね(まあ得票数は増えているのですが)。

 これは現代資本主義の中にあるかぎり、どこの国でも同じことです。
 都構想を葬った大阪市民の闘いはお見事で頭が下がりますが、しかしそれでもやはり僅差で、これだけ無茶苦茶にされても、まだまだハシスト支持者が多い現実を見せつけられました。
 来年7月にあるだろう改憲議席をにらんだ同日選挙までに、左派勢力が最もすべきことが何かは明らかだと思います。

欧米等の左派の金融政策論についての拙エッセーリンク

10年1月12日 日欧左派政党の金融政策論
12年11月24日 欧州左翼はこんなに「金融右翼」だぞ〜(笑)
12年11月30日 前回の続き──豪州・NZも労働党は景気刺激LOVE
14年5月12日 欧州左翼党の選挙綱領は中銀引受
15年2月2日 ギリシャの同志たちの声を聞け!


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